なにもしたくないブログ

嫌なことはしたくない人のための偏見と趣味のブログです。

人生がしんどいと感じた時に読んでほしい2冊の本

 

誰しも一度は人生がしんどいと感じたことがあるでしょう。

 

人生がしんどいと感じているときは何をしても楽しくないですし、毎日がブルーです。

この状態から何とか抜け出したいと思っている人は多いでしょう。

 

ここでは、人生がしんどいと感じた時に読んでほしい本を2つ紹介します。

 

 

天国はまだ遠い

 

本屋大賞を受賞した有名な小説です。

 

 

 

内容

 

この作品は23歳の女性が主人公です。

会社では毎日怒られ、自分のふがいなさに落ち込む日々を過ごしていた主人公はとうとう嫌気がさして、自殺することを決意します。

 

主人公は自分のことを誰も知らない地に行って自殺しようと考え、タクシーに乗って見知らぬ北の地に降り立ちます。

 

どっかの宿で大量に薬を飲んで、死のうと考えていた主人公はタクシーの運転手に勧められた民宿で決行しようとします。

 

その民宿は髪はボサボサで髭もボーボーの大男が一人で切り盛りしていました。

しかし、お客は誰もおらず、主人公は特に詳しいことも聞かれずにすんなりと泊めてもらいます。

 

その夜、いざ死のうと決意し、病院でもらった睡眠薬を大量に飲みます。

死ぬ恐怖に怯えながら主人公は眠りにつきます。

 

しかし、実際には死ぬことはできず、主人公は2日間ぐっすり眠っただけでむしろ気持ちが晴れやかになってしまいます。

 

そこから主人公は特に何をするでもなく、その民宿にお客としてお世話になります。

 

主人公はこの見知らぬ北の地で、様々な人やものに触れていき色んな経験をしていきます。

 

 

レビュー

 

主人公は自分自身を打たれ弱く、おしとやかな人間と思っていますが、実際はそんなことはなくて、読者や周りの登場人物からしたら「なんと図太い女なんだ」と感じます。

そこがこの作品の面白いポイントです。

 

自分の性格や印象は案外自分が思っているのと周りとで大きく違います。

自分ではすぐにへこたれて、何も出来ないダメな人間と思っていても、周りの印象はとタフで意外としっかりしている人と感じているかもしれません。

 

これと同じように人生がしんどいと思っていても、案外周りの人からしたら羨ましい人生であったりするかもしれません。

 

この作品は自分自身の視点で自分の全てを見るのではなく、周りから見た自分を考えてみるきっかけを与えてくれています。

 

作品の内容は田舎の民宿で色んなことに触れて、人生を考え直す内容です。

しかし、最後まで読んでみると自分の人生は他の人から見たらどうなんだろうと思うはずです。

 

ページ数はかなり少なく、2時間もあれば簡単に読めてしまう本なので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。

 

 

舞台

 

サラバなどで有名な西加奈子の小説です。

 

 

内容

 

主人公の29歳の男性が一人で念願だったニューヨークに旅行する話です。

 

憧れのニューヨークに着いたはいいもの、すぐに置き引きに遭ってしまい、ほぼ無一文になってしまいます。

 

誰かに助けを求めればいいものの、主人公はこんな間抜けな状態が恥ずかしくなり、なんとか一人で旅を継続しようとします。

 

常に周りの目を意識し、恥を嫌う自分にがんじがらめにされながらも、なんとか旅を続けようとする主人公はこれまで経験してこなかった色々な感情に出会います。

 

自意識や恥に葛藤しながらも、最後に自分の殻を破って主人公が成長する話です。

 

 

レビュー

 

この作品のテーマは「恥」だと思います。

置き引きに遭うシーンでは、主人公は急いで犯人を追うのは恥ずかしいから痛くも痒くもないですよという雰囲気を醸し出そうとします。

 

こういう感情は誰しもにあると思います。

 

特に誰が見ているわけでもないのに、恥を嫌って必死に自分を取り繕ったりしてしまう人は多いでしょう。

たとえば、間違った電車に乗ってしまったけど、今降りたら間違えているという風に思われるから次の駅で降りようと思ってしまうなど。

 

しかし、こういった感情は密かに胸に秘めておくもので、あまり表に現すことはないでしょう。

それをこの作品では上手く扱っており、誰しもが共感できる作品となっています。

 

自分では恥と思っていることも、実際はそうでなかったりすることがほとんどです。

自分の感情に素直にしたがってみることや自分の感情を素直に吐き出す大切さをこの本から学ぶことができます。

 

 

まとめ

 

今回紹介した2冊はいずれもページ数が少なく、本が苦手な人でもすんなり読むことが出来ます。

 

人生がしんどいと感じることは誰にでもありますが、そこから抜け出せるかで大きく人生は変わってきます。

その抜け出すきっかけとして、今回紹介した2冊の本を役立てていただければ幸いです。